ラベル

2012年10月18日木曜日

iELECTRIBEでTR-909の音を作ってみた


TR-808の音色を作ったら、やっぱりこれも作らないと。
TR-909の音色をiELECTRIBEで作ってみました。
構成はシンバルがライドになっている以外は前回と一緒です。
ただ、今回は強力なツールとしてスペクラトラムアナライザーを使用してます。
Live8に付属してたんですよ。
最近気づきましたw
すぺくとらむあならいざーってなんぞやっていうと、音の周波数値の分布がグラフで視覚的に見られるんです。
「あ、○キロヘルツの音が多いからこんな風に聞こえるんだな」とか「この周波数の音が邪魔だから削るか」とかが目で見て判断できるわけです。
おかげで耳で聞くだけではわからないようなことも、いろいろわかりましたよ。

SYNTH 1
BassDrum
WAVE Sine (1番目)
PITCH 13
MOD DEPTH +17
MOD SPEED 89
MOD TYPE Envelope (6番目)
DECHY 47
LOW BOOST 64
Cutoff 85

SYNTH 2
LowTom
WAVE Triangle (2番目)
PITCH 21
MOD DEPTH +4
MOD SPEED 100
MOD TYPE Noise (5番目)
DECHY 64
LOW BOOST 0

SYNTH 3
HiTom
WAVE Triangle (2番目)
PITCH 35
MOD DEPTH +4
MOD SPEED 100
MOD TYPE Noise (5番目)
DECHY 64
LOW BOOST 0

SYNTH 4
RimShot
WAVE Sine (1番目)
PITCH 8
MOD DEPTH +25
MOD SPEED 89
MOD TYPE Square (2番目)
DECHY 16
LOW BOOST 0
Cutoff 85

HHCLOSED
PCM 3番目の音色
PITCH 64
MOD DEPTH 0
DECHY 64
LOWBOOST 77

HHOPEN
PCM 1番目の音色
PITCH 64
MOD DEPTH 0
DECHY 46
LOWBOOST 77

CYMBAL
PCM 3番目の音色
PITCH 62
MOD DEPTH 0
DECHY 127
LOWBOOST 77

CLAP/SNARE
PCM 3番目の音色
PITCH 75
MOD DEPTH 0
DECHY 127
LOWBOOST 0

では、各楽器の解説を。
まず、キックはあまり似ていませんw
DRUMAZONの音と比較しつつ作りましたが、サイン波に何か別の波形を混ぜているようで、その追加部分が再現できませんでした。
あ、そうそうローパスフィルターを通してましたよ。

タムは全然似ていませんw
これはもう全然別の音になっています。
TR-909のタムはもっと複雑な音がするんですよ。
しょうがないのでピッチだけ合わせておきました。
波形はサイン波より三角波の方が似てました。

リムショットもあまり似ていません。
今回似てないのばっかりだw
というか、バンドパスフィルターが使われているようで、その部分はどうしようもないんですよね。
とりあえずローパスフィルターだけ通しておきました。
低音が邪魔して埋もれがちになるかも?

ハイハットはPCMなので似てますw
ただ、低音が結構含まれていたので、ブーストさせています。
金物系は全部そうでした。

シンバルはライドシンバルをチョイスしてみました。
クラッシュを使いたい場合は1番の音色を使ってください。

スネアもほぼそのままですがピッチを上げています。
クラップの場合は1番の音色を使ってください。

これが、音色テスト曲です。



これも1小節のループだけを使って展開を作っています。
ライブテクもいろいろ覚えてきましたよ~。
スネアのリアルタイム打ち込みでいろいろ遊んでます。
オープンハイハットはクローズドと排他処理らしく、オープンが打ち込まれているところはクローズドがなりません。
それを利用していろいろパターンを作っています。


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